家族旅が広がる、夏休みの富山 「家族旅・寿司・山と美術館」の月。
本月は1,626件の有効回答を得た。県外居住者の比率は85.4%で、4月以降の各月の中で最も高い。本月の最大の特徴は同行者構成の変化であり、子連れ家族が363件と前月から比率を大きく高めた。食では寿司への言及の比率が4月以降で最も高くなり、観光では山岳・峡谷が首位を保つ一方で美術館・博物館の比率が上昇した。困りごとでは二次交通が引き続き最多である。
本月の回答者は、県外から訪れる夫婦・カップルが最多である点は前月と同じだが、子連れ家族の比率が大きく上昇し、年代構成も40代以下の比率が高まった。宿泊は1泊が過半を占める一方、4泊以上の比率が前月から上昇している。宿泊先は富山市が最多で、氷見市・立山町が続く。
自由記述欄を「食」「観光」の2軸でテーマ集計した。分類は本アンケートの選択式設問の公式選択肢名に準拠しており、大分類で全体の構成を、小分類で具体的な対象を示す。
食は寿司・刺身・シロエビが上位を占める構成が続き、寿司とます寿しの比率が前月から上昇した。観光は立山黒部の山岳が首位を保つ一方、美術館・博物館と登山・トレッキングの言及が4月以降で最も多くなった。なお、同行者別に見ると美術館・博物館への言及の比率は友人・知人とひとり旅で高く、子連れ家族は夫婦・カップルを下回っており、美術館・博物館の比率上昇が子連れ家族の増加によるものとは言えない。
回答者は女性939件・男性663件である。食では女性でシロエビへの言及の比率が男性より高く、男性では富山ブラック・ラーメンの比率が女性より高い。観光では富山市ガラス美術館への言及の比率に男女差が見られる。困りごとでは二次交通と施設・設備を挙げる回答の比率が女性で高い。
困りごとの内訳を性別で見ると、女性・男性とも公共交通の本数・接続が最多である。回答者に占めるその比率は、女性で男性より高い。
50代・60代が回答の中心である一方、本月は40代以下の比率が高まった。年代別に見ると、20代では二次交通を困りごとに挙げる比率が他の年代より高く、70代以上では温泉への言及の比率が最も高い。50代・60代では山岳・峡谷への言及の比率が他の年代より高い。
同行者は夫婦・カップルが610件で最多であり、子連れ家族が363件、大人の家族276件、ひとり178件が続く。ひとり旅と友人・知人では困りごとで二次交通を挙げる比率が高く、子連れ家族では公共交通の本数・接続を挙げる比率が同行者区分の中で最も低い。友人・知人では美術館・博物館への言及の比率が最も高い。
本月の集計から、従来の6つの軸に沿って施策を提案する。子連れ家族の比率上昇とお盆期の混雑という本月の特徴を踏まえ、駐車場・混雑対策と子連れファミリー層への情報提供の内容を本月の結果に合わせて具体化した。