風の盆と温泉、初秋の富山 「風の盆・温泉・寿司」の月。
本月は1,255件の有効回答を得た。県外居住者の比率は88.4%で、4月以降の各月の中で最も高い。観光では、おわら風の盆の開催地である八尾エリアの言及が増え、祭り・イベントと町並み・歴史の比率が4月以降で最も高くなった。食では寿司の比率が最も高く、ホタルイカの比率は最も低い。困りごとでは二次交通が最多で、情報・案内が第2位となった。
本月の回答者は、県外から訪れる夫婦・カップルが最多である点は前月と同じだが、県外居住者の比率と50代の比率が4月以降で最も高く、子連れ家族の比率は前月から大きく低下した。宿泊は1泊が過半を占める一方、1泊の比率は4月以降で最も低く、2泊の比率は最も高い。宿泊先は富山市が最多で、氷見市・立山町が続く。
自由記述欄を「食」「観光」の2軸でテーマ集計した。分類は本アンケートの選択式設問の公式選択肢名に準拠しており、大分類で全体の構成を、小分類で具体的な対象を示す。
食は寿司・刺身・シロエビが上位を占める構成が続き、寿司の比率は4月以降で最も高く、ホタルイカの比率は最も低くなった。観光は山岳・峡谷が首位を保つ一方、温泉が小分類の首位となり、八尾エリアを中心に風の盆への言及が大きく増えた。立山黒部アルペンルートは件数・比率とも5〜8月を下回った。
回答者は女性715件・男性525件である。観光では美術館・博物館への言及の比率が女性で男性より高く、富山市ガラス美術館でも同様である。食の上位は男女とも寿司、刺身・海鮮丼、シロエビの順で、比率の差は小さい。困りごとで区分内の最多は、女性が公共交通の本数・接続、男性が宿泊施設であるが、男性では上位の件数の差が小さい。
困りごとの内訳を性別で見ると、区分内で最多の項目は女性が公共交通の本数・接続、男性が宿泊施設である。ただし男性では上位3項目の件数の差が小さい。
50代が回答の中心で、その比率は4月以降で最も高い。一方、40代以下の各年代の比率は前月から低下した。50代では立山黒部アルペンルートへの言及の比率が他の年代より高い。年代別の食・困りごとは項目ごとの件数が少なく、年代間の差として強調できる項目は限られる。
同行者は夫婦・カップルが500件で最多であり、大人の家族235件、ひとり195件、子連れ家族141件が続く。ひとり旅では祭り・イベントへの言及の比率が他の区分より高く、海の幸への言及の比率は低い。友人・知人では登山・トレッキングなどアウトドア・体験の比率が高い。子連れ家族では風の盆に関する言及がほとんど見られない。
本月の集計から、従来の6つの軸に沿って施策を提案する。風の盆の開催に伴う交通・案内の課題と、大雨の際の情報提供の不足を本月の特徴として、季節要因への対策と二次交通の提案を具体化した。